2019.03.25
上の畑焼
わずか10年余りで姿を消した「上の畑焼」を皆さんはご存じですか?
本日はそんな幻の焼物のご紹介です。
上の畑焼の大きな特徴でもある、この絵柄。
左からざくろ、仏手柑、桃の「風水三多紋」と呼ばれる紋様が描かれていおります。
多福や多幸を意味し、中国から伊万里、そして銀山へ伝わってきた紋様を唯一継承してる器です。
江戸末期の天保二年、現在の東根市長瀞。
元々この地域で作陶を産業にしたい、という試みでしたが財政難に陥りわずか10年程で窯の火が全く消え、以来幻の焼き物になってしまいました。
しかし1世紀を経た1970年、
尾花沢市出身の陶芸家「伊藤瓢堂(いとうひょうどう)」氏が再興に情熱を傾け長年の研究を積み重ね、昭和55年地元銀山から産出した陶石を使って復活させ再現。
そして現在に至ります。
こちらはフリーカップ。
お茶や珈琲などをたっぷりと楽しんでいただける大きさです。
白くつるっとした釉薬の掛かった部分と茶色の釉薬の掛かっていない2つの風合い。
コントラストが何とも絶妙です、、!
可愛らしいサイズの湯呑も入荷しております。
白地に藍色の紋様。
シンプルなのに存在感があります。
小さ目のカップなので、
お酒などを入れて飲んで頂くのもおすすめです。
こちらは多用鉢。
お料理にはもちろん、高さが14cm程ありある程度重さもあるのでお箸や菜箸、キッチン用品を収納しても便利です。
一輪挿しは白、緑、茶の3色でご用意しております。
お持ちの花器と合わせた色を選んでも素敵です。
手のひらに収まるほどの大きさとこの色合いが絶妙なバランス、、!
このまま置いておくだけでも何だか癒されます。
気になる作品はございましたでしょうか。
既に完売してしまったものや数が少なくなっているものもございます。
ぜひお早めに店頭にてご覧くださいませ。
皆様のご来店、お待ちしております。
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