2021.07.19
大久保ハウス木工舎
大久保ハウス木工舎は、木工作家・大久保公太郎さんが長野県松本市で立ち上げた工房。
キッチンツールを主に製作しています。
大久保さんの作るキッチンツールの特徴は、やすりを使わずに鉋(かんな)で削ってしあげていること。
やすりで仕上げるとどうしても細かい傷がついてしまい、そこから菌が繁殖しやすくなってしまうのだとか。
それに対して鉋で仕上げたものは、なめらかな木肌になり長く清潔に使うことができるのです。
また、とことん使い手側のことを考えたデザインも大久保さんのこだわりのひとつ。
実際に使った方の意見を参考にし、日々使いやすい道具作りを追求しています。
そのためプロの料理人にも愛用者が多いんだそうです。
そんな大久保さんのこだわりのつまったアイテム達。
当店でお取り扱いのあるものをご紹介させていただきます。
【木のヘラ】
素材:桜(無塗装)
¥4,235(taxin)
大久保さんの代表作でもある木のヘラは、カーブが特徴的。
お鍋やフライパンのカーブに添うように作られているので、端の方に寄った食材も逃がさず返すことができ、まんべんなく火が通ります。
ストレス無く炒め物をすることができる木べらなのです。
写真は右利き用ですが、左利き用もございます。
使い手の立場側のことを考えたデザインを追求する、大久保さんならではの気遣いを感じることができます。
先端の平らな部分は、ひき肉や麺をほぐす時に便利です。
持ち手の部分はふくらみがあるので、手にフィットして握りやすくなっています。
【パン皿】
・素材:桜(無塗装)
¥9,680(taxin)
朝食の時間にせっかく食パンをカリっと焼いても、お皿に置いている間に湿ってしなしなになっていた…
そんな経験、皆様も1度はあるのではないでしょうか?
大久保さんのパン皿は、そんな朝食あるあるを解消してくれるアイテムになっています。
よく見てみると、お皿の表面に筋のような窪みがあるのがわかります。
これはひとつひとつ手作業で鉋で削ることにより、できたもの。
また、中央に向かってすり鉢状になっています。
これらの工夫により、食パンを置いた時にパンと皿の間に隙間ができ、熱でパンが湿るのを防いでくれます。
最後まで焼き立ての食感を楽しめるお皿です。
【ジャムスプーン】
・素材:桜(無塗装)
¥2,310(taxin)
スプーンという名前ですが、見た目はどちらかというとヘラのよう。
銀杏型の先端がジャム瓶の底のカーブにフィットし、余すことなくジャムをすくうことができます。
また通常のスプーンのようにくぼみがないので、くぼみにジャムが残るストレスがありません。
平らな先端部分で、スムーズにジャムをパンに塗ることができます。
パン皿と一緒にセットで使いたいアイテムです。
どのアイテムも無塗装なので、使うごとに色味が変化し味わい深くなっていきます。
経年変化も楽しめ、長くお使いいただくことができます。
大久保さんのこだわりのつまったアイテムたち。
ぜひ店頭にてご覧ください。
お問い合せはお気軽に。
GEA1/GEA2 Tel 0237-86-7730
restaurant0053 Tel 0237-86-3930
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