2017.10.22
249 山とサボテン -自然の造形美-
『山とサボテン - 自然の造形美- 』叢 - Qusamura が山形にやってくる
10月21日(土)〜11月20日(月)の期間、 ”いい顔してる植物”をコンセプトに、サボテンや多肉植物を中心とした独自の美しさを提案する植物屋 「叢 - Qusamura」のエキシビションを開催します。
店主・小田康平氏自ら国内外を旅して集めた個性的な植物たち。東北の地での初のエキシビションとなる本展に合わせ、寒さにも負けない力強い植物たちを探し集めてくれました。また、山形、平清水焼きの窯元・青龍窯や、山形県出身の陶芸作家・石岡信之氏など、GEA馴染み深い作家達が本展に向けて鉢を製作。山形の土から生まれたプリミティブな器と個性豊かな植物とが出会いスペシャルな鉢植えが実現しました。
本展で展示する大小様々な約120点ほどの植物の鉢植えは、全て販売いたします。この機会にお気に入りの植物を探しにお越しください。
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小田 康平 (叢 店主)
1976年広島生まれ。20代の頃、旅先のパリで偶然目にした花と植物による空間演出に感動し、帰国後、修業を経て広島に生花店をオープンした。植物の可能性を提案するなかで『色や形の美しさではなく、ひとつひとつの個性や物語を重視し、時を重ねることが魅力になる植物を扱いたい』との思いが募り、2012年1月、いい顔してる植物をコンセプトにした植物屋『叢- Qusamura-』を立ち上げた。サボテン、多肉植物を中心に、個性豊かな植物をその特徴を引き出す器とあわせ提案している。陶芸家、アーティスト、小説家など異分野のプロフェッショナルとのコラボレーションも多く、国内外でインスタレーション作品の発表や展示会を行なっている。最新作は、銀座メゾンエルメス Window display (2016).
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今回の展示の見どころのひとつは、器。
初上陸の山形・展示会場のGEAとのコラボレーションとして
山形にゆかりのある窯元に依頼し特製の鉢を作成して頂きました。
小田さん自ら組み合わせを吟味して、どの器もはじめから決まっていたように植物たちを受け入れています。
美しい白の釉薬と滑らかな質感が特徴の山形平清水焼は青龍窯。
大きさもいろいろ。ところどころに浮き上がる黒い平清水の土模様は、使うたびに風合いを増していきます。
もうひとつは 山形県出身、栃木県益子市在住の石岡信之氏の作品。
あたたかさのある模様と石岡さんの作品らしいアイデンティティを感じる深みのあるブルー、ホワイト、ブラウンのコンビネーションが自然の雄美さを際立たせています。
左端:石岡信之(白・中)、中央:青龍窯(白・中)、右端:青龍窯(白・小)
中央:青龍窯(白・大)、右端:石岡信之(青・大)
石岡信之(白・大)
サボテンの寿命は20年、長いもので50年と聞きました。
一つとして同じものは存在せず、生育者の思い通りに育つこともなく、思い思いに身を肥やしていく。
自然の中で生き延びるため、自らの形を変えて進化してきたサボテンたち。
その姿に神秘的な命の雄々しさを感じさせられます。
本日10/22は終日小田さんも在廊しています。
東北初上陸、叢Qusamuraの植物たちの特別展示期間は11/21まで。
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